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アルファライナ工法

アルファライナー工法は、既設の管きょ内壁を内面から補修・更生する “光硬化ライニング工法” の一つで、特に本管の更生に用いられます

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具体的には、

  1. 人孔(マンホール)などから既設管内部に更生用のライナー(繊維強化樹脂含浸材)を引込み、挿入。

  2. 空気圧でそのライナーを「拡径」させ、既設管内面に密着させる。 

  3. 管内に光硬化装置(UVライトトレイン)を通し、順次光を照射して樹脂を硬化させ、強固な繊維強化プラスチック層(FRP)を形成する。

  4. 硬化後、インナーフィルム(挿入時の保護材)を除去し、両端部を穿孔(取付管口など)して仕上げる。

このように「引込→拡径→光硬化」という流れを取ることで、掘削を伴わずに管きょを新しい管に“交換せずに”更生できる工法です。

特長・メリット

この工法のメリットとして、次のようなポイントがあります:

  • 施工時間が短い:光硬化方式のため、熱硬化方式と比べて硬化待ち時間が短縮できます。

  • 環境・気候条件への影響が少ない:環境温度(夏・冬)や浸入水があっても影響を受けにくく、施工の安定性が高いです。

  • 素材の保存性が高い:更生材(ライナー)は特定波長の光で硬化するため、遮光保存しておけば常温で数ヶ月の保管が可能という特徴があります。

  • 硬化後の収縮が非常に少ない:ガラス繊維補強+光硬化方式により、硬化後の収縮や寸法変化が抑えられており、信頼性が高い。 

  • 多種管種への適用が可能:鉄筋コンクリート管、陶管、鋳鉄管、硬質塩化ビニル管(PVC)など、様々な既設管に対応しています。 

適用範囲・仕様例

  • 適用管径:呼び径φ150mm〜φ1000mm程度(自立管タイプではφ150〜φ800mm、またはφ900mmまで対応)など。 

  • 適用管種:鉄筋コンクリート管、鋼管、鋳鉄管、硬質塩化ビニル管、陶管など。 

  • その他仕様条件:段差が呼び径の5%以下(最大40mm程度)、継ぎ手隙間50mm以下など。 

施工手順(概略)

以下が典型的な施工の流れです:

  1. 既設管内の調査・清掃・必要に応じた前処理。 

  2. ライナー(更生材)の引込:マンホールからワイヤー等で通線し、ライナーを所定位置まで挿入。

  3. 拡径工:圧縮空気を用いてライナーを所定圧力まで拡げ、既設管内壁に密着させる。 

  4. 硬化工:光硬化装置を管内に投入、順次光照射しながら硬化。硬化中はTVカメラ等で内面を監視。 

  5. インナーフィルム除去:硬化後、保護フィルムを内面から剥離・除去。 

  6. 管端部処理・穿孔:取付管口等の穿孔処理を行い、仕上げて工事完了。 

注意点・留意事項

  • 既設管の状況(段差、ひび割れ、管内の突出物、浸入水量など)によっては前処理が必要です。

  • 引込・拡径・硬化など各工程で適切な施工管理(圧力、拡径速度、光照射条件、冷却・養生など)が必要です。 

  • 管径・曲がり・管種等の条件が適用範囲内であるかを事前に確認することが重要です。

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